解凍後は冷蔵庫に保存したほうが良いですか?

解凍後のコージロー、どうすれば良い?美味しい飲み方と注意点

糀シロップ コージローが冷凍でお手元に届き、いざ解凍してお楽しみいただく際に、「解凍した後は、どうやって保存すれば良いの?」というご質問をよくいただきます。

製品を最後まで美味しく、そして何よりも安全にお召し上がりいただくために、これはとても大切なポイントです。今回は、コージローの解凍後の正しい保存方法と、その理由について詳しく解説します。

全解凍せずに少しずつ使う方法もありますのでぜひ参考にしてくださいね。

【便利な使い方】冷凍のコージロー、気分に合わせて少しずつ楽しむ方法

Q. 解凍後は冷蔵庫に保存したほうが良いですか?

A. はい、解凍後は必ず冷蔵庫で保存し、1週間を目安にお早めにお召し上がりください。

まず結論からお伝えします。解凍後の糀シロップ コージローは、必ず冷蔵庫(10℃以下)で保存し、1週間以内に飲み切っていただくようお願いしております。

その理由は、コージローが保存料を一切使用していない、いわば「生きている」シロップだからです。

なぜ、解凍後に注意が必要なのでしょうか?

私たちが冷凍での保存をお願いしているのは、以前の記事でもお伝えした通り、保存料を使わず、また加熱処理もせずに、糀が持つ繊細な風味や栄養をそのままお届けするためです。

実は、この「加熱処理をしていない」という点に、解凍後の保存でご注意いただきたい大切な理由が隠されています。

コージローの中では、美味しさの源である「酵素」が活動を休止した状態で眠っています。冷凍庫から冷蔵庫へ移すことで、この酵素が再び目を覚まし、ゆっくりと活動を再開します。

適度な温度であれば、品質に大きな変化はありません。しかし、温度が上がった状態が長く続くと、発酵がさらに進む「再発酵」という現象が起こることがあります。

再発酵が進むと、以下のような変化が起こる可能性があります。

  1. 風味が変化する 酸味が増すなど、お届けした際の本来の味わいから変化してしまいます。
  2. 容器(パウチパック)が膨らむ 発酵によってガスが発生し、密閉された容器がパンパンに膨らんでくることがあります。

もし、パッケージが明らかに膨らんでいる場合は、中のシロップが発酵しすぎているサインです。そのまま放置すると破裂する恐れもありますので、ゆっくりとキャップを緩めて圧力を下げて、廃棄していただくようお願いいたします。

美味しさと安心を保つためのお願い

少し難しく聞こえたかもしれませんが、お約束いただきたいことはとてもシンプルです。

  1. 解凍後は、すぐに冷蔵庫へ。
  2. 開封後は、1週間を目安に使い切る。
  3. もし容器が膨らんできたら、飲まずに廃棄する。

この3つを少しだけ気にかけていただくことで、糀が持つ本来の美味しさを、最後まで安心してお楽しみいただけます。

一週間では使い切れないと思った方、少しずつ楽しみたい方はこちらを参考にしてみてください

【便利な使い方】冷凍のコージロー、気分に合わせて少しずつ楽しむ方法

少し手間のかかる子のように思えるかもしれませんが、それも全て、余計なものを加えず、自然のままの恵みをお届けしたいというこだわりの証です。

正しい保存方法で、糀シロップ コージローとの毎日をお楽しみください。

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