能登町の ひらみゆき農園 さんの映像を制作させていただきました!
撮影を通して感じたことを、書いておきます。
品質は「目利き」で決まる
撮影に行く前、私はブルーベリーの品質は育て方で決まるものだと思っていました。
インタビューで、農園のブルーベリーを使っている料理人の方がこう話してくれました。
「生産者の都合で、小さいのも大きいのもまとめて取るんじゃなくて、いちばん元気な状態をちゃんと見計らって、目利きして取ってくれている」
育てることは、もちろん大切です。
でも最後の品質を決めていたのは、一粒ずつ見極める目でした。
手を抜こうと思えば、抜ける工程です。
どこまで真面目に向き合うか。
その積み重ねが、食べる人にちゃんと届いている。
素敵な農園だなと思いました。
残った木と一緒に
2024年の能登半島地震で、平さんがお父さんから受け継いだ最初の畑は、大きな土砂崩れに見舞われました。
100本ほどの木が巻き込まれたそうです。
「本当にここで畑を続けていけるのかなと思った」
それでも平さんは、残ったブルーベリーたちのほうを見ていました。
「残ってる子たちで頑張ろう」
淡々と話す平さんの言葉が、今も耳に残っています。
撮りたかったのは、表情
農園のスタッフさんたちは、とにかく表情がいいんです。
すごく楽しそうに働いている。
そしてよくつまみ食いをして、どの木のどんな実が美味しいかよく知っている。
だから目利きができるんですね。
この映像では、そこを一番大切に撮りました。
つまみ食いは撮ってないですけどね 笑
ブルーベリーだけでなく、育てて届けている人たちの空気まで伝わればと思っています。
「顔が見える」
インタビューのなかで、「ブルーベリーを通して、平さんの顔が見える」と話してくださった方がいました。
作物の向こうに、つくった人の顔が見える。
いい言葉だなと思いました。
後日、映像を納品したときに平さんがこんな言葉をかけてくれました。
「この映像を見ると、酒師さんの顔が見える。同じだよ」
とても嬉しかったです。
ブルーベリーも映像も、つくった人が見える。
そういうものを、これからもつくっていきたいです。
映像のほかにも
ひらみゆき農園さんとは、犬用のブルーベリー甘酒を一緒に開発するご縁もいただいています。
能登のブルーベリーと、ウチの糀。
試行錯誤しながら形にしてきました。
能登で、ていねいにブルーベリーを育てている人たちがいます。
よかったら、映像をのぞいてみてください。