周辺のロケーションがわかる空撮と虫目線のような映像を、とのリクエストをいただきドローン空撮と360°カメラ撮影を組み合わせてマイクロドローン風に制作しました。
地上パートを本物のマイクロドローンで撮影するには腕の良いFPVパイロットに依頼する必要があり、また超小型のFPVドローンは強風下では難易度が跳ね上がります。特にエキストラさんを配置しながら天候に影響を受けるのはかなり危ない・・
ということで、地上パートは全て長いロッドの先に取り付けた360°カメラによるものです。
ロッドを私が持ち、走り回って撮影しました。
撮影当日は風が強めでしたが、この方法のため影響を受けること無く撮影ができました。
ポイントは飛んでいる感覚になるようにイメージしながらコース取りをすること。木の間など狭いところの通過は、本当に通過することはできないので自然につながるよう編集後の映像を想像しながら撮影していきました。
こちらのお仕事はチームの一員として参加させていただきました。
ディレクターがいて、大勢のエキストラさんも来られる中、撮影は私一人でしたのでとても緊張しました・・
幸い空の状況も良く、空撮パートと360°カメラによる地上撮影パート、どちらも順調に進みホッとしました。
ひとつなぎのイメージで編集を行い、テロップやナレーション、BGMなどは他社にて行っています。
この映像はテレビCMでも使用されています。
チームでの制作は私にとってレアケースでした。
記帳な経験をさせていただきました。