先日、米糀や発酵食品を専門に発信しているインフルエンサーの方がコージローを食べて、こんなメッセージをくださいました。
「どれもめっっちゃ美味しかったです🥹
あの味は私には作れない…買わないと味わえないですね🥹
商品の裏側の努力を感じました…!!」
すごく嬉しかった。そしてホッとしました。
米糀甘酒は、自宅でも作れます。材料も道具も揃えられる。「自分でも作れるもの」を売っています。
だからこそ、糀をよく知っている方に「買わないと味わえない」と言ってもらえるとコージローの存在価値が確認できたようですごくホッと
こだわったものづくりをしているつもりだけど、「味」や「風味」はあくまで主観的なもの。
本当に価値ある体験を提供できているのか、時々心配になります。
お客様や、糀をよく知っている方に「他にない体験」と認めてもらうたびに少しずつ「大丈夫!」と確信を積み重ねていけます。
東京の八重洲にある石川県のアンテナショップ「いしかわテラス」で開催された試食会からもこんなレポートが届きました。
・麹特有の癖がなく、非常に飲み(食べ)やすい 61.2%
・砂糖不使用とは思えないほど甘みが強い 30.6%


外部の調査でもコージローの味やクセの無さが確認できたこともとても大事な進歩です。
これを機に、改めてコージローのことを書いておこうと思います。
私も甘酒が苦手でした
コージローを作った私自身、もともと甘酒が得意ではありませんでした。
どろどろとした見た目。口に含んだときの独特の風味と、もったりとしたテクスチャー。強烈な甘さには驚いたけれど、進んで飲みたいとは思えなかった。
ところが市販品を飲み比べてみると、同じ「米糀甘酒」でも味の幅が思っているよりずっと広いことに気づきます。信じられないくらい泥臭いものもあれば、さらっとして飲みやすいものもある。
同じ材料で、こんなに違うのか。
その発見が、糀の世界を深掘りするきっかけになりました。
「甘酒」と呼ばない理由
よく聞かれます。「糀シロップと甘酒、何が違うんですか?」と。
物質としては、ほぼ同じものです。
では、なぜあえて「甘酒」という言葉を使わないのか。
一つは誤解を防止したいから。
「甘酒」という名前を見てアルコール入りだと思う方が、少なからずいます。
もう一つはイメージ。一度「苦手」と感じた経験がある人にとって、「甘酒」という言葉はそれだけでハードルになる。
コージローの味は、従来の米糀甘酒のイメージからかなり離れた設計になっています。ひと言で言うなら、「甘酒のイメージと全然違いますよ」ということです。その違いを伝えるために、糀シロップと呼んでいます。
子どもの反応が、一番の答え
イベントや試飲販売で、毎回楽しみにしている瞬間があります。
小さなお子さんが初めてコージローを口にするときの顔です。最初は警戒して、怪訝な表情で口に入れる。でもしばらくすると、自分からおかわりを欲しがるようになる。
子どもに忖度はありません。だからこそ、その反応が一番正直な答えだと思っています。
冒頭のメッセージも、この子どもの反応も、私が目指してきたことへの答えだと感じています。
糀が苦手な人にも、子どもにも、「これなら食べられる」と思ってもらえる糀を作る。
それがコージローの出発点であり、今もいちばん大切にしていることです。
甘酒が苦手な方へ
自分自身が苦手意識を持ったまま糀の世界に入ったからこそ、その気持ちはよくわかります。
日本酒も味噌も醤油もみんな麹菌がつくります。菌の性質や育て方で味は全然違うものになる。
糀の世界は思っているよりずっと幅が広い。
コージローが、その入り口になれたら嬉しいです。