自転車で走りながら撮影!かほく市の新しい風「海チャリ」PR動画を制作しました。
石川県かほく市で活動する「スポーツコミッションかほく」様よりご依頼をいただき、新しい電動レンタサイクルサービス「海チャリ」のPR動画を制作しました。
海、山、そして新しい観光拠点へ。かほくの魅力を巡る旅
今回の主役は、なんといっても電動アシスト付き自転車です。海と山に囲まれ、美しい砂丘も広がるかほく市。その地形の魅力を存分に味わえる一方、サイクリングには少し体力がいる坂道も存在します。そんな場所でも、誰もが気軽に、そして快適に景色を楽しめるのが「海チャリ」の大きな魅力です。
サービスの発着拠点となる新しい観光型の繊維工場「カジファクトリーパーク」からスタートし、高台に位置する西田幾多郎哲学館、広大な河北潟、白尾灯台や日本海に沈む夕日など、かほく市を代表するスポットを巡るサイクリングロードです。

電動アシストの力を借りて、出演者の方々が笑顔のまま軽やかに坂を駆け上がっていく様子は、このサービスの楽しさを象徴する大切なポイントです。
フットワークが鍵。私も自転車で伴走したワンオペ撮影
今回の撮影も、私一人のワンオペレーションで担当しました。出演者の皆さんと一緒にコースを巡るため、私自身も「海チャリ」をお借りして、走りながら撮影するというスタイルです。
このような撮影で大きな力を発揮してくれたのが、DJI社のカメラ「Osmo Pocket 3」です。非常に軽量で、高性能なジンバル(映像のブレを抑える機能)を内蔵しているため、自転車に乗りながら片手でカメラを構えても、驚くほど滑らかで安定した映像を撮影できます。重たい機材ではこうはいきません。機材のコンパクトさが、撮影の自由度を大きく広げてくれました。
また、雄大な景色を捉えるための空撮には、同じくDJI社のドローンを使用しました。
一部、ソニー製のミラーレス一眼カメラa7IIIも使用していますが、こちらもDJI社のジンバルに乗せて撮影しています。気づけば、私の機材はどんどんDJI社の製品が増えていますね。日本メーカーにもがんばってほしい!
電動自転車のおかげで、私自身も坂道で息を切らすことなく撮影に集中でき、出演者の自然な笑顔をすぐ側で捉えることができました。まるで一緒にサイクリングを楽しんでいるような(実際に楽しんでいましたが)、空気感を映像に込めることができたのではないかと感じています。